子どもへの接し方は基本?メディカルスタッフとして選手とコミュニケーションをとる

大人と子供

子ども達の成長というのは急にやってくるもので、本当にびっくりさせられます。

本日、オランダ在住の日本人の子ども達が所属する少年サッカーチームと、オランダ人チームとのフレンドリーマッチが行われました。

私は6歳以下のチームを担当させていただきました。まだポジションもキーパー以外は特に決めずプレーをしていますが、とにかくサッカーを楽しむことが最優先です。

 

教え子たちの成長を目の当たりに

普段のトレーニングではサッカー、ドリブルやパスなどのテクニックよりも、相手を見てサッカーが出来るようになるトレーニングをしています。

今回驚いたのは、この6歳以下のチームより2学年上の3年生メンバーたちです。彼らは2年前にこの低学年クラスでトレーニングし、上のカテゴリに進んでいった子ども達です。

今回の相手と比較して普段からリーグ戦に参戦しているわけではなく、試合経験が絶対的に少ない子たちでしたが、この試合のビルドアップは完全に相手を上回っていました。相手を見てポジショニングやプレーの選択が出来るようになっており、彼らの試合を審判をしながらですが久しぶりにじっくり見て、「え、こんなの出来るようになってたの!?」と驚きっぱなしでした。

2年前のクラスから教えてきたことが、ここに来てしっかり形になろうとしてきていることが感じられました。確かに当時のトレーニングではなかなか上手くいかないところもありましたが、ちゃんと子ども達の身になっていたのかなと思いました。

このように子ども達の成長を楽しみにしながら見守ることも、この活動の醍醐味の一つですね。

 

子どもの成長と接し方から考える人との接し方 メディカルスタッフはどうする?

この活動をしていて思うのは、子どもへの接し方は大人の選手への接し方の基本になるのでは、ということです。

子ども達の成長は、時に大人の考えを軽く飛び越えていくと思います。さらに精神的な発達はそれぞれ違い、全員に同じように接するのではなくそれぞれの能力や性格を見ながら話をしていかないと、うまくいかないことが多々あります。

それは、メディカルスタッフとして選手に接する時も同じではないでしょうか。人ぞれぞれ考え方や理解の仕方が違う、ということは相手が大人であっても考えて接しなければならないことだと思いますし、知識や技術を超えたところにその重要性があると思います。この部分が欠けていればどんなに知識や技術、治療経験があっても上手くはいかないでしょうし、逆に知識や経験がそれほど多くなくても、コミュニケーションが優れていればカバーできる部分も多いと思います。

医学的知識を伝えることだけやっても十分ではなく、「怪我を診るだけでなく、ヒトを見る」ということがどれだけ意識してできるか、というのは大事なことだと思います。

しかもこの人との接し方には医学的な分野ほどのしっかりしたマニュアルはありません。きっと人と接する経験を積むことでしか磨かれない部分ですよね。

日々、人と接する機会全てが、いわゆる将来に向けてのトレーニングです。

 

Yasu


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