育成年代こそ、栄養が大事!

食事

先日、私が研修させていただいているチームの選手、保護者対象にワークショップが行われました。今回のテーマは「栄養」です。スポーツ栄養士の方をお招きし、育成年代の栄養について講義を行っていただきました。

 

10の黄金ルール
ユース年代の選手は身体の成長の分、大人のプレーヤーよりも栄養に気を遣わなければならない、ということでこの講義では『ユース選手のための10の黄金ルール』と題して10個のアドバイスが紹介されました。

1.常にバランスの取れた朝食
→一日のエネルギーですからね。言わずもがな、大事です。さらに低脂肪食品や果物摂取も重要なポイントです。

2.サンドイッチに挟むジャムやチーズは低脂肪なもの
→オランダの食事ではパンと一緒にチーズやハムをよく食べるので、放っておいても高脂肪になりがちです。そう考えると、日本食は素晴らしいですね。

3.毎日最低2個の果物、もしくは200gの野菜
→野菜も、バランスよく摂りたいですね。炒めたものだけでなく、生野菜も大事です。消化を助けてくれますからね。

4.間食は低脂肪&炭水化物
→間食も重要な栄養補給の機会です。

5.温かい食事にはスプーン一杯分の油を使う
→もともと食品に入っている脂肪分ではなく、液体の油です。栄養素の吸収が良くなります。

6.揚げ物は一週間に一回
→オランダは街中にフライドポテトやコロッケの売店が出ていて、オランダ人はこれが大好きなんです。美味しいんですけどね。ユトレヒトやアムステルダムの街を歩くと、道行く人がフライドポテトをつまみながら歩いている光景がよく見られます。こんな習慣が当たり前になっている文化ですから、こういった注意も必要ですね。

7.チップスや炭酸飲料は控える
→これも、身体にはよくありませんが、オランダ人は大好きです。これも週末のみにするなど、制限するべき食べ物ですね。

8.食事のタイミングに気を遣う
→試合、トレーニング前の食事は遅くとも2時間前に済ませる。間食と食事の間も2-3時間空ける。水は一日中、こまめに摂る。消化にかかる時間を考えると、これがベターなようです。

 9.練習中は細く水分補給をする
→これは日本でもよく言われていますね。喉が渇いた、というタイミングでは遅いということです。こまめに少しずつ摂りましょう。

10.練習後1-2時間以内に炭水化物やタンパク質を含んだ食事や間食を摂る
→運動によって筋肉はほんの少しですが傷ついています。これを少しでも早く食事を摂ることで回復させることが重要です。

ちなみに、オランダの飲み物でChocolademelkというものがあるのですが、いわゆるチョコレートミルクがオススメのようです。炭水化物、タンパク質、水分、電解質が非常に良いバランスで含まれているためです。もちろん、砂糖たっぷりなものはダメですよ(^^;)
このチョコレートミルクに関しては、2009年くらいに確か論文で発表されていましたね。スポーツドリンクと同等以上の効果があり、さらにスポーツドリンクには含まれていない栄養素もあるとかで運動後の摂取に注目されています。これを機会に私も試してみようと思います。
以上は、オランダの食生活に合わせたアドバイスでしたが、日本食に当てはめ直しても使えるアドバイスなのかなと思います。

食事は、その人の身体を作る資本です。日本の大学時代の教授が仰ってましたが、『人間のカラダは、その人が食べたものでできている』というのです。当たり前のようで、非常に見落としがちなトコロですね。

 

専門性と汎用性 両方大事
私はメディカルスタッフとして選手をサポートしていきたいと思っていますが、どんなにいい治療、リハビリ指導が出来たとしても、選手が食生活をおろそかにしているようではその効果は半減してしまいます。もちろん、そのアドバイスが出来る栄養の専門家の方々はスポーツの世界にたくさんいらっしゃると思います。じゃあ自分に出来ることは何かと考えた時、より選手の身近にいる人間として、そのような点に気づいてアドバイスしたり専門家との橋渡し役になることも、現場スタッフの役割かなと思っています。

自身がスペシャリストになること(専門性)はもちろんですが、他のスペシャリストの方と上手く連携を取ること(汎用性)も、一つのチームの中で活動するには必要ですよね。

 

Yasu

栄養

Posted by Yasu


PAGE TOP