今シーズンの経験が活きた、強豪揃いの国際トーナメント

Best Vooruit veld

先週土曜日の話になりますが、オランダのBestという街で国際トーナメントが開催され、FCユトレヒトU12もこの大会に参加してきました。

参加チームはオランダからフェイエノールト、PSV、AZ、トゥエンテ、ADOデンハーグ、フィテッセ、Willem II、ホストチームのBest Vooruit、そしてユトレヒト。ドイツからボルシア・ミュンヘングラッドバッハ、バイエル・レバークーゼン、FCケルン、フォルトゥナ・デュッセルドルフ。ベルギーからはクラブ・ブリュージュ、ゲンク、Kortrijkという計16チーム(うちプロチーム15)が参加した、かなり規模の大きい大会でした。この大会にアヤックスも参加予定だったのですが、カップ戦の日程の都合上、不参加となってしまいました。同じリーグだったので、久しぶりに友人に会えると思っていただけに、これはかなり残念!

 

【不慣れなシステムとの戦い】

この大会は22分一本というちょっと謎の試合時間で、3試合のリーグ戦のあと、準々決勝、準決勝、決勝と計6試合戦うという、なかなかタフな大会でした。

予選リーグはすべて国外チームとの対戦でした。オランダのチームの多くは1-4-3-3というシステムを敷いているのですが、ベルギー・ドイツでは決してそういうわけではなく、グループリーグのチーム(クラブ・ブリュージュ、Kortrijk、ボルシア・ミュンヘングラッドバッハ)は1-4-4-2のチームでした。このような時、試合前に監督が選手に伝えることは、仮に相手が1-4-4-2だった場合、どこに数的有利ができてどこに数的不利ができるかということと、その場合の対応策、そして最後に、試合に入った時に自分たちで相手のシステムを見て判断しろ、ということです。これは決して選手に放り投げたわけではなく、相手を見てプレーやポジショニングを判断する能力を育てるためです。

不慣れな相手のシステム、そして正確な技術と早い展開の試合に苦しみながらもなんとか2位で通過し、決勝トーナメントへ進出しました。特にベルギーのクラブ・ブリュージュはベルギーの育成界のアヤックス、と呼ばれるほど育成に定評があるチームなのですが、普段のオランダのリーグよりも縦に早い展開のサッカーをしてきました。ドイツのボルシア・ミュンヘングラッドバッハも同様で、足元の技術や動きの一つ一つの連結に無駄がなく、コーディネーションやボール扱いに重点を置いたトレーニングをしているのかなという印象を受けました。

 

【決勝まで勝ち上がるも・・・】

決勝トーナメントでは、準々決勝でバイエル・レバークーゼンと対戦。こちらもかなり展開の早いサッカーに苦しみました。PK戦までもつれ込みましたが、GKの2度のビッグセーブによってなんとか競り勝ちました。

準決勝では今大会初めてのオランダ勢、Willem IIと対戦しました。これまでのハイテンポなサッカーから一転、どちらも後ろからじっくりビルドアップを仕掛けていくスローテンポの試合となりました。こうなるとこちらの高速FWの裏への飛び出しがアクセントとなり、そこからチャンスをしっかり決めてきっちり勝ち、決勝進出を決めました。

決勝はグループリーグで敗れたミュンヘングラッドバッハとの再戦でした。なんとか優勝を、と意気込んではいましたが、ここまでの激戦で選手たちは疲労困憊。その動きの悪さは誰の眼にも明らかでした。フィジカルで圧倒的に相手に遅れを取り、残念ながらなす術なく敗れてしまいました。

 

【今シーズンを戦い抜いた経験】

beker

とはいえ、このような強豪ひしめく大会で2位になれたことは、この一年間での選手たちの成長を表していると思いました。国内リーグでは一つ年齢が上のチームに囲まれ、毎試合フィジカルに苦しむ中で自分たちは「状況判断とポジショニング」でサッカーをするという試合を数多く経験してきました。だからこそ、国外チームのフィジカルに他の国内チームのフェイエノールトやPSV、AZといった育成に定評のあるチームが苦しむ中で、このような結果が出せたのかなと思います。

ベルギーの大会での優勝に続いての好成績で、残り2つのトーナメントにも期待できそうです!

 

 

Yasu


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