サッカーにおいて「集中している」状態とは?

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Bluetoothのイヤホンが最近いい感じで、自主トレが捗るし掃除も捗るというなんか得した気分になっていますYasu@yasuhiradeですこんばんは。

 

いきなりですが先日、リーグ戦(0-3で敗戦)を終えた翌日の監督との会話です。

 

監督:昨日の試合、観ててどう思った?

僕:負けたのは残念だけど、75分くらいまでアクションのクオリティや頻度が落ちなかったので、そういう意味ではポジティブだと思うよ。ウインターストップ前は65分くらいで足が止まりだしてたし。

監督:そうなんだよ!昨日アシスタントコーチにも言ったけど、昨日の良かったところはまさにそこだ。

僕:というと?

監督:そのあたりの時間帯で、集中が切れてしまったんだ。集中が切れたため不用意なパスミスをしてしまい、失点した。それまでのクオリティはホントに良かった。コンディションはいい感じで上がってきているってことだ。

 

結果として敗戦してしまったけれども、その試合内容については特に悲観することはない、というのが僕と監督で一致した部分でした。試合を通して決定的なチャンスが3つは確実にあったので、決定力という点ではまだまだ課題はありますが。。。

 

で、本日のテーマはそこではなく。

監督の言葉にある「集中が切れた」という状態。

これをどう扱うか、ということについて考えてみましょう。

 

実際、サッカーの現場でよく聞く「集中」ということば。

集中しているとは、サッカーにおいてはどういう状態なのでしょう?

この問いに対しての答えのひとつになるかもしれないのが、「Football Braining」という考え方です。

 

概要はコチラ↓を読んでいただくとして。

新概念「Football Braining」これまでのまとめ

Masterclass Football Braining ① ~意識下と無意識下~

Masterclass Football Braining ② ~【Think Football】を鍛える~

 

Football Brainingによると【集中している状態=サッカーの次のアクションについて考えている状態】であり【集中していない状態=サッカー以外の外的要因について考えている状態】となります。

ここでいう外的要因とは例えば、

*審判のジャッジ

*相手サポーターからのヤジ

*疲労

*さっきミスしたプレー

etc

すなわち、「考えても仕方ない事」が当てはまります。審判やサポーターは相手にしてもしょうがないですし、疲労も、それについて一生懸命考えたところで試合中に疲労が取れたりはしません。ミスも試合中に振り返って考えたところで、それだけでは取り返せはしません。残念ながら。

試合をしている以上は勝利を目指す必要があり、そのためには質の高いアクションを高頻度で繰り返すことが求められます。つまり、常に次に自分が起こすべきアクションが何よりも重要だということです。

 

コーチングに目を向けてみると、「集中する」ではなく「アクションを考えている」という表現を用いることには、選手がすべき事がより具体的になったというメリットがあります。

監督が選手に「集中しろ」と言い、「よし、集中するぞ」と選手が考えたとして、具体的に選手は何をすべきなのでしょうか?

「サッカーに集中する」と「サッカーの次のアクションについて考える」

どちらの指示のほうが、選手は取り組みやすいでしょうか?

「サッカーに集中する」時に頭の中で考えることは人それぞれでも、「サッカーの次にすべきアクションについて考える」時の頭の中は、ほぼ同じです。サッカーのアクションについて考えます。

誰にでも理解できる表現を用いることが、選手を無意識下でプレーさせることにつながります。脳の無意識の領域には知識や技術といった膨大なメモリーが蓄積されています。そこから必要なものを引っ張り出してプレーさせるためにも、具体的で選手の頭に?が浮かばない指示が必要になってくるのです。

余談ですが、外的要因を無視した状態が「集中している」状態ならば、サッカー以外にも勉強や仕事でも当てはまりそうですね。

ちなみに、瞑想はまさに自分の呼吸だけを意識して、その他の外的要因は無視しています。ですので、瞑想は一つの事だけを考えられるようになる、という目的のための良いトレーニングだと言えます。

 

これについては監督とまた議論してみたいと思います。

そんな感じです。

おしまい。


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