Masterclass Football Braining ① ~意識下と無意識下~

football braining certificaat

水曜日にWorld Football Academyのセミナー「Masterclass Football Braining」に参加してきました。

新しい概念であるこの「Football Braining」について、レイモンド・フェルハイエン氏の考えから、そのほか各国から参加されたSpeakerの講演をひたすら聞いた一日でした。やはりいろいろな人の考えを聞くのは純粋に面白いですね。自分の知らない世界に触れ、そこから自分の世界に当てはめて活かしていく。生涯かけて勉強していくとは、そういうことなんだと思います。

正直、今回のセミナーのみではいくつか理解しきれない部分もあったのですが、とりあえずわかったところだけでもまとめていこうと思います。

なにぶん久しぶりの英語だったので解釈が怪しいかもしれませんが、頑張ってまとめます。笑

 

【意識下と無意識下】

前回の記事でも書いたFootball Brainingまとめのとおり、脳も身体の一部であり、コンディショニング出来る、という考えです。

新概念「Football Braining」これまでのまとめ | フットボールノコトバ。

 

 

 

今回のセミナーでは、特に【意識下】か【無意識下】か、という表現を用いて説明されました。人間の脳内で【意識下】が【無意識下】を覆っている状態になっているとします。様々な外的要因に対する意識下の反応を抑えて、この無意識下をどれだけ引っ張り出せるか、ということが大事だとされています。

【意識下】の領域というのは常に外的要因に晒されています。それは、例えばサッカーのピッチで言えばジャッジだったり、プレーが上手くいかなかったりというネガティブなものが挙げられます。言い方を変えると、周囲のネガティブな要因に反応してしまうのが、意識下の領域だということです。

意識下と無意識下

 

【ネガティブな要因に対する4つのフェーズ】

ネガティブな外的要因に対する人間の反応と、その後の自身がすべきタスクの実行との関係は、以下の4つのフェーズに分けられます。

  • ①Unconsciously incompetent
  • ②Consciously incompetent
  • ③Consciously competent
  • ④Unconsciously competent

ネガティブな外的要因を、ここでは例として「不可解なジャッジ」としてみましょう。これが起こったとき、意識下ではネガティブな感情が沸き起こり、①では感情=行動となってしまいます。サッカーのプレー中に起こることといえば、感情任せの乱闘などが当てはまります。当然、自分が本来すべきタスクは実行できません。Unconsciously incompetent (無意識に対応し、かつタスクを実行できない=プレーだけに集中できていないし、そのことを意識・自覚できていない)な状態です。

②では湧き上がったネガティブな感情を意識下でコントロールしようとします。乱闘などの直情的な行動に出ることはありませんが、抗議などのアクションに繋がり、結果として本来次に自分がすべきタスクを実行できません。Consciously incompetent (意識して対応するが、タスクは実行できない=プレーに集中できてはいないが、そのことは意識・自覚できている)な状態です。

③では、意識下でネガティブな感情をコントロールし、かつ自身のタスクを実行することができます。思わずボディーランゲージに現れることが特徴です。Consciously competent (意識して対応し、タスクを実行できる=プレーに集中しようと意識することで、プレーに集中することが出来ている)な状態です。

④では、ネガティブな要因に反応する意識下の部分が影を潜めており、ネガティブな感情が沸き起こることなく、自分のタスクに集中して実行することができます。Unconsciously competent (無意識に対応し、タスクを実行できる=特別意識しなくても、プレーに集中できている)状態です。

④の状態をできる限り保つことで、例えプレー中にミスが起こっても、ファールを受けても、自分がすべきプレーに集中することができ、プレーの成功につながります。そして、この④の状態は【Think Football】と表現されています。まさに、サッカーのことだけを考えている状態、ということです。

 

残りは次回に続きます。次回はこの【Think Football】をどのようにトレーニングしていけばいいのか、その考え方についてまとめます。

 

Yasu


PAGE TOP