プレーで深まった周囲との絆 ~シーズン前半を締めくくるサッカー大会を終えて~

2017年5月4日

雪景色

今週の月曜で私が担当するFCユトレヒトU12はシーズン前半の活動を終了しました。

オランダでは寒さや雪の影響で試合が行われないという状況を避けるため、ウインターストップという期間があります。大体12月中旬から1月下旬までで、エールディビジも同様に公式戦はストップします。トップチームは年始は暖かい国へキャンプに行ったりもします。

 

【選手と一緒にサッカーをする貴重な機会】

このシーズン前半を締めくくる活動では、U12・U11・U10の選手と各コーチングスタッフがごちゃまぜでチームを作り、5分間のミニゲームを10試合ほど行って、勝ち点上位のチームが優勝という大会が行われました。今回は私も参加させてもらいました。

大会が始まる前、大人は全員集められ「主役は子ども達だから、熱くなりすぎないように気を付けよう!」というU11監督の一言がありました。おお、かっこいいこと言うなあ、と思って感心していたのですが、その彼が一番熱くなっていたのはここだけの話です。

私は普段、子ども達と一緒にプレーをすることはありませんから、私の参戦にチームの子ども達はとても盛り上がってくれました。

結果はというと、私の所属するチームが見事優勝でした!念のため言っておくと、私は試合前に言われた通り、ほどほどなプレーを心掛けました。汗 何よりも熱かったのは他のコーチングスタッフ達のほうでしたが、私は子ども達を主役にするべく、アシストに徹しました。あまりに決定的なシーンでもシュートを打たなかったら同じチームの子から非難されましたが、優勝したのできっと文句はないでしょう。

何はともあれ、この大会で子ども達から一目置かれる存在になることにめでたく成功したわけです。ただのメディカルスタッフではなく、日本人だけどサッカーもちょっとはできるんだぞ、というところを知ってもらえたのではないかと思います。

 

【サッカーを通じて、単純に「仲良く」なれる】

そんな私の武勇伝はさておき、この大会を通じて感じたのは、サッカーはやはりコミュニケーションツールとして高い役割を持っているということです。

言葉が通じない状況ではもちろんのことだと思いますが、会話ができるようになった今でも、それ以上に一歩ぐいっと仲を深めるにはとても大きい効果があると感じました。得点を御膳立てするパスが一本つながるだけで、その後は相手が信頼してパスを返してくれるようになったことも感じましたし、実際、その後の懇親会として食事会がありましたが普段以上に選手やスタッフから話しかけられ、より一層仲良くなれた気がします。

やっぱりサッカーは偉大です。一緒にプレーしただけで仲良くなれるなんて、こんな素敵なことはないと思います。

そんなサッカーに携わる道を選んだことは、実は自分の人生でとても価値のある選択だったのではないかなと、ひとりしみじみと思ったのでした。

 

 

Yasu


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