日本サッカーの礼儀正しさは海外から評価されている事実をもっと知ったほうがいい

2017年5月14日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Yasu@yasuhiradeですこんにちは。

皆さん、サッカー楽しんでますか?サッカーには大人も子どもも楽しめる、素晴らしい魅力があります。

ところが、たった一つの考えが欠けていると、あっという間に楽しいものではなくなり、消化不良になってしまいます。

 

”Respect & Sportiviteit & Inzicht”の精神

先日、チームの選手達、そして保護者の方々に向けて、あるワークショップが開かれました。テーマはRSI ( Respect & Sportiviteit & Inzicht )です。

それぞれ日本語に直すと、Respect(リスペクト)、Sportiviteit(スポーツマンシップ)、Inzicht(考え、理解する)ということになります。

今回のワークショップはサッカー選手として相手、審判、スタッフ、ピッチ外でのコミュニティにおいて、常に自分以外をリスペクトする気持ちをもって、サッカー選手として正しい振る舞いをし、自分以外の人の行動に理解を示すことの重要性について行われました。

特にリスペクト、という点にフォーカスし、「チーム」、「審判」、「監督」、「対戦相手」、「学校」というテーマ毎にグループに分かれ、それぞれのテーマで【リスペクト】とはどのような行動で表せるか、ということをブレインストーミング形式で書き出し、発表してもらいました。

監督の指示はチームのことを考えたものなので、わがままを言わずに従う」、「対戦相手に不必要なラフプレーはしない。してしまった時は握手をしてわざとではないことを示す」などの大人顔負けの意見が出てきました。中には審判に対して「審判のお腹がポッコリ出ていても、クスクス笑わない」など、ほんとにリスペクトしているのか怪しい意見もあったりしましたが。笑

 

ピッチの中と外の振る舞い

普段は子どもらしく無邪気に振舞っている彼らですが、きちんと場を設けるとスイッチが切り替わるところは流石プロチームですね。またこういった場でリーダーシップをとって意見をまとめる子は、ピッチの上で周りが見えたプレーをしたり、ピッチ外でも他の子に注意を促したりと、視野が広い印象があります。こういう違いが顕著に現れるのは、子どもならではの現象ですね。

このようにまだ子供とは言えプロチームの一員であることを自覚させるイベントがあり、このチーム全体がプロとしてのプライドを持っていることを改めて実感です。

 

全ての人がサッカーを楽しんでいる

このワークショップは最後にこのような言葉で締めくくられました。

”Voetbal is leuk voor jou en de anders.”

「サッカーは君と君以外の人々にとって、楽しいものである」

自分のことだけ考えてプレーしていては、サッカーは楽しいものとは成り得ないんだよ、ということですね。大人としても、忘れがちになることですね。ハっとさせられる一文でした。

みんながお互いをリスペクトし、サッカーを楽しいものにしていく。サッカーが上手くなることも大事ですが、きっとこれはもっと大事なことですよね。

 

(※2017年5月14日追記)

サッカーにおける【リスペクト】のお話でした。

オランダのプロクラブの選手たちは、10~12歳のころからこういった教育を受けてきます。

とくにオランダでは審判が選手の暴行により死亡するケースもあったり、サッカーにおける自分以外へのリスペクトについて、深く考えられています。

リスペクトといえば、最近ではJリーグでもちょっとピッチの中と外で賑わいがありました。

浦和DF森脇「口臭い」発言問題、Jは「侮辱」と判断し2試合出場停止処分

真実や裁定に至るまでの経緯はともかく、一旦はこれでケースクローズとなったようです。

対戦相手に対してのリスペクトに欠ける、ということで悲しい出来事でした。

プロ選手とは言えこういった選手が一定数いることはもちろん、誰もが想像がつくことです。

そしておそらくは、その数を今後ゼロにすることは、もちろん目指すべきですがかなり難しいでしょう。

となれば僕らがすべきことはただ一つ。

【鹿島】レオ・シルバ「裁定が下された後に謝られてもそれは無意味」

ただ、僕の日本人に対する感謝の気持ち、礼儀正しさへの敬意は変わらない。日本で感じたことに変わりはない。彼は日本を代表する人にあてはまらない。彼が何をしても僕の人生は変わらない。日本人はお互いに敬意を持って接する。文化の違いを尊重して接し合うことができると日本でずっと感じてきた。

というレオ・シルバ選手のコメントにもあるように、日本人として海外の選手からそう評価されている、ということをきちんと知ること。誰でも想像がつくことですが、常に意識できている人は少ないでしょう。日本人で囲まれた中で過ごしていれば、なおさらですね。

そしてその理解をもって、時々は今回のようにちょっと間違ってしまう人もいるけれど、それでも「日本でプレーすること、日本人と接することには魅力がある」と感じてもらえるように努めることです。プレーレベルの向上と同じか、それ以上にJリーグの価値を高めるために必要なことだと思います。

レオ・シルバ選手が言ってくれているように、海外の人からの日本人・日本サッカーの印象はとても良いです。プレーだけでなく、その態度も含めて。ちょっと海外に出てみると、きっとすぐに感じられることです。

少なくとも、僕がオランダで出会ったサッカーに関わる人は日本人・日本サッカーにそういう印象を持っていました。

国は変わってドイツですが、そういうところに惹かれた部分もあって、ポドルスキ選手も神戸に来てくれるんじゃないでしょうか。

せっかく世界が認めてくれている部分があるのに、それに気づかずに自分たちでそれを貶めてしまうことは、やっぱり勿体ないですよね。

そんな感じです。おしまい。

 


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