ユース世代だからこそ必要な、コンディショニングの考え方

WFAノート

最近のメディアツールの発達は目覚ましいものがあります。

SNSの発達はもちろん、このブログのように個人が簡単に情報を発信できるようになったりもしました。

そんなインターネットの利便性を活用して、この度ワールドフットボールアカデミーが新たに主催するWebinarを利用したサービスに参加しました。

このWebinerとは、一言でいえば「ウェブ上でのセミナー配信」のことです。

そして今回扱われたコンテンツは「ユース世代のサッカーのピリオダイゼーション- Feyenoord Academy case study – 」でした。

 

<<サッカーのピリオダイゼーションとは>>

サッカーのピリオダイゼーションとは、簡単に言えばシーズンを通したサッカーのトレーニングや試合といった活動のプランニングにおける考え方のことを指します。

サッカーのピリオダイゼーション

 

 

サッカーのピリオダイゼーションとコンディショニング – World Football Academy Japan

 

 

この考え方によって怪我のリスクを最小限に抑え、週を追うごとにフィットネスレベルを向上させることができます。

アプローチの仕方には様々あり、チーム単位のものから個人単位、リハビリ選手向けや、今回のWebinarのテーマのようにユース選手向けの考え方があります。

 

<<なぜピリオダイゼーションが必要なのか>>

ピリオダイゼーションのポイントの一つに、「怪我のリスクを最小限に抑える」ことがあります。

そうすることによって、チームとしての戦術的トレーニングに参加できる時間が増え、結果チームとしてのパフォーマンスが向上することにつながるのです。

チームとしてのパフォーマンスを向上させたいがために、厳しいトレーニングを何時間も続けたり、適切な回復期間を置かずに身体にとってオーバーロードとなる過負荷を与え続けたとします。

そうするといずれは負荷に耐えられない選手が出てきて怪我が発生し、トレーニングから離脱します。

すると結果として、目的に逆行してチーム力が低下することになります。

個人としてのパフォーマンスも当然、トレーニングに参加しない分伸び悩んでしまいますよね。

私たちのようなメディカルを専門とするスタッフはいますが、怪我をしないのに越したことはありません。

 

<<なぜユース世代にピリオダイゼーションが必要なのか>>

ユース世代に良くあることですが、高いパフォーマンスを発揮できる選手ほど、実年齢より上のカテゴリでプレーすることがあります。

それ自体はなんら悪いことでは無いのですが、それによって引き起こされ得るのがまさにトレーニング過多の状態です。

週に複数回の試合が組まれたり、フィジカルレベルが上のカテゴリに入って、同様の負荷のトレーニングをいきなりこなすと、最初はその才能によってパフォーマンスを発揮できるかもしれませんが、トレーニング量の調節がされない限り疲労が蓄積されていくのは目に見えています。

特に成長期前ではトレーニング刺激によってできた身体の損傷を治すために必要なテストステロンというホルモンの量が少なく、過負荷を与えるトレーニングは適切でないとされています。

加えて、選手個人の身体の成長にも影響が出ます。

人間の持つエネルギーは基礎代謝、身体活動、身体の成長に用いられますが、ここで身体活動によって消費されるエネルギーの量が多くなると、しわ寄せは身体の成長のためのエネルギーに来ます。

もちろん食生活によっていくらかカバーできる部分はあるでしょうが、それでも成長期の選手に対してトレーニング量が増えすぎることは現実的ではありません。

 

<<ユース選手ならではのプランニング>>

今回のWebinarではユース選手ならではの年代別のプランニングやトーナメント前後のプランニングの考え方が紹介されていて、非常に興味深い内容ばかりでした。

私もクラブでは育成年代に関わっていますから、また監督といろいろ話をして、上手く活用していきたいと思います。

 

 

Yasu


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