トレーニングをより楽しくするために重要な事

トレーニング

photo credit: coaching the boys via photopin (license)

 

最近、小学校低学年にトレーニングを指導するのにもだんだん慣れてきて、自分で気を付けるポイントが少しずつ見えてきたように思います。

トレーニングの一つはサッカー、もう一つはコーディネーションクラスで、今回はトレーニングの中身よりも、運営の話です。

このどちらのクラスも5~7歳の子ども達を対象に指導しているのですが、そのトレーニングがより楽しいものになるように、どうしても外せないポイントがあります。

 

<<トレーニングを受ける時>>

例えば、トレーニングの中では「コーチが話している時は、コーチの方を見て静かに聞く」ということをみんなで守りましょう、と決めています。

実際には、トレーニング中に集合した後にきちんと話を聞ける子とそうでない子がいます。

近くの子に話しかけたり、ちょっかいを出したり、ごろごろと寝転んでいたり、人工芝のチップを集め出したり、パターンはいろいろです。笑

これは面白いことに5歳だから守れなくて、7歳だから守れる、ということではなく、この年齢の中で言えば年上・年下はあまり関係ないようです。

このように、いくつかの【ルール】を決めています。

 

<<時には厳しく>>

そしてこのルールを守れなかった時には、トレーニング後に個別に話をするようにしたり、トレーニングに参加をさせないこともあります。

もちろん、この年代の子どもの特徴として、長時間じっとしているのはなかなか難しいことです。

そして、その出来具合に個人差があるのも当然のことです。

ただ、常に注意力や集中力を発揮できないのか、それとも出来る時の方が多いのか。

それを十分理解したうえで、守ろうとしているのか、守る気が無いのかを見極めて、後者であった場合には厳しめの措置を取るようにしています。

 

<<7歳を超えると少しずつ変化>>

これまでこの年代を数年見てきて、7歳が一定のボーダーラインかなという気がします。

もっと脳科学といった専門的な分野で観れば、特徴が捉えられるのかもしれませんが、自分の感覚的にこの年代で様々な傾向が見られるようになります。

7歳から8歳に上がるころには、それまで落ち着きがなかったり、ルールを守らなかったり、周りとの協調性があまり見られなかった子が、落ち着きや周りに気を配ることが出来るようになっていきます。

いろいろなことに我慢が利くようにもなってきます。

わがままが少しずつ減る、といった言い方もできるかもしれませんね。

これまでの子ども達の傾向から見ても、5~7歳までは上手くルールが守れなくても、その後少しずつ守れるようになっていくというのが分かります。

 

<<ルールを守れるようになるともっと楽しい>>

ルールを決めて守るようにすると、なぜトレーニングが楽しくなるのか。

それはズバリ、「我慢すること」が身に付くからだと思います。

「我慢」というと、無理をしているような表現かもしれません。

言い方を変えると、「自分の思い通りにならないことに対して、耐性がつく」ということだと思います。

小学校低学年にとってトレーニングは、遊びの要素が強いとはいえ、公園で好き勝手に遊ぶこととは根本的に違います。

どうしても制約が出てきますし、トレーニングではよく新しいことにチャレンジしますから、失敗はつきものです。

サッカーであれば、相手がいますから、思い通りにいかないことなんて多々あります。

ボールを一回取られて、それで腹を立てたりふて腐れていては、楽しいと感じるはずがありません。

そういうことがあっても、いい意味で気にしないようになれば、純粋に運動そのものだったり、ボールを蹴ることに集中できます。

 

<<まとめ>>

ルールを守ることがよく出来ている子は、例外なく、サッカーの試合中の集中力が高く、何度失敗しても頑張ってトレーニングにも取り組むことが出来ています。

発育に従って自然と身に付く部分もあるとは思いますが、幼稚園児でも集団活動やそのルールを守ることに慣れている子を見ると、こういった外からの刺激次第で身に付くのも早くなるんじゃないかなと思っています。

別に身に付くのがちょっと遅いから、特別悪いことがあるというわけではないんですけどね。

ただ、トレーニングというものをより楽しくするには、ルールを守る・守るように取り組むことが、いくつかある方法のうちの一つとして試してみる価値アリだということです。

 

 

Yasu


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