FCユトレヒトユースのマルチスキルトレーニング

テニスボールでリフティング

以前の記事で、身体の使い方、すなわち「コーディネーション能力」について書きました。

運動神経の良さに関連する「コーディネーション」という能力| フットボールノコトバ。

 

 

私が帯同するFCユトレヒトのU12チームでも、コーディネーションを鍛えるためのトレーニングを行っています。「マルチスキルトレーニング」と呼ばれるこのトレーニングは、トップチームのフィジカルコーチによって1時間ほど、体育館を使って2週間に一回くらいの割合で行われます。

 

トレーニングを見学してみた

先日、このトレーニングを見学しに行きました。内容は、まさにいろんな身体の使い方を学ぶ、ということです。身体の各部に力を入れたり、リラックスさせたり、テニスボールを使ったり、トランポリンを使ったりと、いろいろな動きです。

特に子ども達にとっては身体のいろいろな部位に力を入れる、ということが難しいらしく、向かい合って押し会ったり引っ張り合ったりする時に力の入れ方が分かっていなかったり、トランポリンで決まった空中姿勢を取ったりということがなかなか出来ていませんでした。前回の記事での分類でいえば、【連結能力】【バランス能力】に難がありそうでした。もちろん、全ての要素をトレーニングしていたわけではありませんので、他にもあるとは思います。

今回のトレーニングを見学して、サッカーのコーディネーションを鍛える場合でも、やはり最初は一般的なコーディネーションを鍛えるところから入るべきだな、と思いました。基本的な動作の引き出しが増えないことには、複雑な運動を実現することは難易度が高いです。土台作りは多少時間がかかっても、しっかりやるべきだと感じました。

 

サッカーのにおけるコーディネーションについて聞いてみた

このトレーニングの後、帰り際のフィジカルコーチを捕まえて、「サッカーにおけるコーディネーションはどうやって鍛えるのが一番効果的?」という直球を投げてみました。彼はちょっと迷った後、「テニスボールのようなちょっと違ったものを使ってサッカーをさせるのが一番簡単だ」と答えました。さらに、「サッカーはいろんな方向に動くスポーツで、特に右方向と左方向の動きはどちらもバランス良く行える必要がある。そこもトレーニングすべきだ」とも答えてくれました。また、毎回のトレーニングで5分でも10分でも取り入れることが重要だとも。

他にもいろいろな運動のバリエーションやトップチームのコーディネーションの話を聞くことで、なんとなく私の頭の中にあるサッカーのコーディネーションを鍛える方法が、少しずつですが形を成してきた気がします。問題はやはりサッカーが上手くなるため、ということを考えると、運動のレベルが上がって行くにつれて、サッカーの要素を出来る限り加えていかないといけないという点です。トレーニングのバリエーションをどのように作って増やしていくかが、今後の課題ですね。

このマルチスキルトレーニングも、今後時間が許す限り追っかけていこうと思います。また新たな発見があれば、記事にしていきますね。

 

 

Yasu


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