「いつ質問するのか」と「何を質問するのか」

question

photo credit: db Photography | Demi-Brooke via photopin cc

 

日本でも海外でも、疑問に思ったこと、わからないことを解決するのに一番手っ取り早い方法があります。

ずばり、「分かっている人に聞く」です。笑

そんなわかりきっていることを何を今さら。。。とか思われそうですが、これをするのにも実は大事な要素があるのです。

 

<<気になった時に聞く>>

学校で勉強していたり、クラブで研修していると、質問しないと訳が分からないことによく出会います。

まず個人的な経験として、わからないことに出会ったその瞬間に聞いて確認すると、その情報は記憶に定着しやすいです。

印象に残って覚えやすいですね。

そもそも後で、とか時間が経ってから質問すると、実際のところ興味が薄くなってしまってしまったり、もっと他に興味のあることや重要な内容が出てきてしまって、頭の片隅の「別に聞かなくてもいいか」という引き出しにそっとしまわれてしまいます。

また、この気になった時に聞くことのメリットは「オマケの情報が芋蔓式に出てくる」ことです。

目の前で扱っている内容についての質問であれば、そこから関連した情報をポロッと付け足してくれる人もいるからです。

その中には上手く頭の中でリンクするものもあり、これに出会ったらラッキーですね。

 

<<タイミングを見計らう>>

そうはいっても質問が許される雰囲気、というのはどこにでも転がっているというわけではありません。

例えば学校の講義の場合。

オランダでは「分からなかったら聞け」の文化ですから基本的に質問して流れを止めてしまったとしても、そうそう怒られたり、空気が悪くなったりすることはありません。

日本だと逆に、話の流れを切ることや周りから注目されることに躊躇してしまう、ということが良くあると思います。

そうした「空気を読む」ことはある意味とても大事で、空気が読めることが日本人の長所だったり(読み過ぎるところが短所だったり)します。

 

<<「分かる人」がフリーのタイミングを狙う>>

結局大事なのは「質問をして答えてくれる人」、例えば学校の先生だったり、研修先の指導官だったり、上司だったりがフリーの状態を狙う、ということです。

授業中に質問ができる空気であれば、その先生はすでにもうフリーですし、授業の後だったり、個人で課題に取り組んでいる時、実技の練習をしている時に先生がウロウロしている時、現場で実習をしていて指導官がお手隙のタイミングなど、「分かる人」の状況を常に視野に入れておくことは大事です。

そうでもしないと、他の質問者の質問が終わった瞬間に他の質問者がまた来てしまいます。

そうでなくても、自分の都合のいいタイミングに先生がフリーであるとは限らないので、あちらのタイミングに可能な限り合わせることも重要です。

例えばオランダの実技の授業では、クラスの全員が質問好きなので、完全に先生の争奪戦になります。

お陰様で、前の人の質問の内容も聞き耳を立てておいて、解決した、と思ったらすぐに手を挙げるのが習慣付いてしまいました。

 

<<常に自分の知識と引っかかるところを探す>>

さらに、良い準備も必要です。

良い準備というのは、目の前で起こったことを、すぐに質問に変えられるかどうか、ということです。

じっくり考えて答えをひねりだそうとすることも大事ですが、逆に潔くいきなり聞いてしまうことも時には有りだと思っています。

たまにいきなり「全部わかりません!」と潔すぎると「オイ。笑」と突っ込まれることもありますが。

ただ効率よく答えを得るためには、やはり自分の中で、目の前の事に対して「分かっていること」と「分からないこと」をハッキリさせておくと、質問も具体的になって、頭の中の整理もつきやすいです。

 

<<「何が分からないか」を常に持っておく>>

よくあるのが「何が分からないのか」が「分からない」という状況です。

これでは質問もしようがありません。

この状況をクリアするためには、「目の前の理解できないこと」の情報の中からどれだけ自分の持っている知識や経験と結び付けられるか、というある意味テクニックが必要です。

そして自分の中にある知識や経験と結び付けることは、普段からの訓練というか、習慣が物を言うと思います。

分からないことが出てきて、そこからパッと出来るだけ的確な質問を作り上げることは、意外と難しいですし、時間がかかります。

質問を考えるのに時間を掛け過ぎると、質問のタイミングを逃したりします。

「分かっていること」の多さも大事なのですが、より成長するためには「何が分からないのか」を瞬時に認識出来ることの方が重要だと思います。

 

 

Yasu


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