使えるテーピングテクニック【キネシオテープ編】

テーピング

みなさんはテーピングってご存知ですか?名前ぐらいはほとんどの方が聞いたことがあると思います。

一口にテーピングといっても、いろいろな種類があります。伸縮性の少ないホワイトテープ、皮膚を保護するアンダーラップ、伸縮性が少しあり、固定力もあるエラスチコンなどなど。

今日はそんな多種多様なテーピングの中から、キネシオテープのテクニックについてお話します。

キネシオテープは日本でもお馴染みのテープで、趣味でスポーツを好まれている方にはご自身で貼られている方もいらっしゃると思います。

そんなキネシオテープの効果はいろいろありますが、

  • 血液やリンパの流れを改善して痛みや内出血を軽減させる
  • 筋肉の疲労回復を促す
  • 関節の動きを改善する

などなど。

今回はオランダの理学療法士が使う(時もある)キネシオテーピングテクニックをご紹介します。

 

使用例:足関節の痛み

例えば足関節に痛みがある(例えば内がえし動作)患者さんに対し、テーピングをするとします。

1.筋肉の動きを改善

最初に前脛骨筋にアプローチします。まずは何もしない状態で足関節に痛みの出る動きをしてもらいます。次に、前脛骨筋に掌を当てて、近位方向に引っ張るようにずらします。少し皮膚にシワが出来るような感じです。その状態で、同じ動きをしてもらいます。次に、遠位方向に引っ張るようにずらし、同じ動きをしてもらいます。どちらが痛みが減ったかを患者さんに聞き、痛みが減ったのと同じ方向にキネシオテープを少し引っ張りながら貼ります。

これは足関節に関係する様々な筋肉に対して適応できます。深部にあるものは難しいですが。

2.骨の位置を改善

次に、外踝にアプローチします。外踝に対して手で後方に圧力を加え、その状態で内がえし動作をしてもらいます。次に前方に引っ張った状態で内がえし動作をしてもらい、痛みが減った方向にキネシオテープで外踝を引っ張り(最大張力で)下腿遠位部を一周します。

これを踵骨、内踝、腓骨頭に対しても行います。

こうしてできる限り痛みを軽減させた状態で、運動療法へ移ります。

 

あくまで大事なのは運動療法

ポイントは、筋肉に対しても、骨に対しても、対になる2方向に動かした状態で痛みのある動作をしてもらい、どちらが痛みが軽減したかで、キネシオテープを貼る方向を決めます。

もちろん足関節だけでなく、膝や肩、肘、手首にも適応できます。

理学療法士にとっては運動療法を行うためのベースとなるテクニックですので、決してこれで十分というわけではありません。大事なのはその後の運動療法です。

ただキネシオテープは数日貼り続けることが可能ですので、筋肉や関節を正常な状態に保ち続けることで自宅でのトレーニングや日常生活の改善も期待できます。

 

サッカー選手にも・・・

足関節についてはサッカー選手にもなかなか使えるテクニックだと個人的には思っています。捻挫の既往によって踵骨が回外してしまっている選手に使うことによって、症状が改善したこともあります。試してみる価値はアリだと思います。

しつこいようですが本人のトレーニングが基本ですから、テーピングに頼りすぎないように指導することはとても重要です。

 

写真、載せればよかったですね。わかりにくくってしょうがない。

機会があれば写真を撮って載せたいと思います。

 

Yasu

理学療法

Posted by Yasu


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