普段から観察するクセをつけてコミュニケーションに活かす

会話

新年、明けましておめでとうございます!

オランダでの年越しは盛大に花火が上がり、(注:街中で一般市民が勝手に上げてます。汗)とても雰囲気良く新年を迎えることができました。

花火

 

写真ではあまりぱっとしませんが、街中の至る所で花火が一斉に上がる様子はまさに壮観でした。これで後片付けもきちんとできていたら言うこと無しですが、そこはオランダ人。花火のゴミくずは道路上に放置、酷いところではゴミに火が移り燃え上がっている状態で放置(!!)されていたり、やれやれといった感じです。

 

そんなこんなで迎えたお正月ですが、このブログに正月休みはありません。平常運転です。

新年一発目で何を書こうかと考えましたが、やはりサッカーに触れないわけにはいかないでしょう。年末年始といえば高校選手権、インカレ、天皇杯とビッグイベントが目白押しですが、残念ながら実際に試合を見ているわけではないので、ここではあえてこんなテーマで行きましょう。

 

【子ども達の普段の顔】

年越しパーティーの帰り際での出来事です。

私がコーチを担当している日本人サッカーチームがあるのですが、そこに通う子の日常の様子を聞く機会がありました。私のその子の印象は、とにかく寡黙で一心不乱にボールを追いかける姿勢、また「サッカー好き?」と尋ねるとニコーッと笑って「うん!」と答える無邪気なところでした。ところがその日、私が聞いた話ではその子はとにかくよくしゃべるとのこと。サッカーボールを常に追いかけているのは変わらないようですが、ちょっと私に見せてくれる顔とは違うようです。

うーん、心を開いてくれるようになるのは、もうちょっと先かな?なんて少し寂しくなったり。。。

 

私はコーチという立場で、なるべく子ども達と目線をそろえて話をするようにこころがけているのですが、やはり教える側と教わる側という位置関係は子ども達にとってはなかなか壁が厚いようです。最近はようやく皆じゃれてきてくれるようになったので、手応えは感じていたのですが、まだまだのようです。

 

【子どもだけではない?表の顔と裏の顔】

表の顔と裏の顔、なんて書き方をすると、いかにも裏の顔では悪いことをしてそうですが、決してそういうわけではありません。ここではつまり、接する相手によってその人の振る舞いが変わる、というお話です。例えば初対面の人と慣れ親しんだ人との間では、その人のテンションや感情の出し方にはもちろん違いが出ます。子ども達は特にその現象が顕著に現れますが、それは大人でもきっと同じですよね。

かくいう私も、オランダに来てだいぶオランダ人のテンションに引っ張られるように他人との接し方が変わってきましたが、それでも体育会系で慣らした体質は根強く残り、かつ自身が本来持つ人見知りもたまーに発揮することがあります。

とまあその話は置いておいて、最近の私は、目の前のこの人はどんな気持ちで今この場でしゃべってるんだろう、リラックスしているのか、それとも自分を隠しているのかetc…、と考えるのが癖になっています。

 

おっとこの記事を読んだ方、特にオランダにお住まいの皆様、次に私と会うときにはお願いですからそんなに警戒しないでください。汗汗汗

別に心眼を使って心を読もうってわけじゃありません。

 

ただ、私の仕事柄、相手が私に心を許しているのかいないのか、という点は非常に重要です。信頼されているのかいないのか、と言い換えてもいいかと思います。その関係性が無ければ、私たちメディカルの人間は目の前の選手や患者から必要な情報を引き出すことが難しくなります。もちろん、自分が知りたい情報を得るために問診や評価というものがあって、私たちは例えば世間話をしながら情報を集めていくわけです。しかし、私たちの目の届かない部分、例えば日常生活では普段こうだけど、こういう時にはこうなる、という本人にしか知りえない体験談や、あなたはこう言うけど、私はこう思う。なぜならこうだから、などの意見はなかなか慣れた相手でないと言えませんよね。ですがそのような情報が治療や日常生活のケアやマネージメントを考える際に重要になってくるわけです。

 

【大切なのは相手の気持ちを考えること】

そしてこれは私のようなメディカルスタッフに限って特別重要なことではなく、どんな仕事でも人を相手にする場合には当てはまると思います。要はコミュニケーションの基本ということですね。

以前、このような記事を書いたことがありましたが、人とコミュニケーションを取る方法というのは、相手によって変わります。大事なのは相手に合った方法を見つけることです。

 

子どもへの接し方は基本?メディカルスタッフとして選手とコミュニケーションをとる

少年サッカーの子ども達と接する時も、コーチとしての子ども達への言葉の伝え方について、もう少し考えてみようと思います。ただでさえ毎日会っているわけではありませんので、子ども達にとってはコーチはただの他人です。すぐに打ち解けろというほうが難しいです。ですので特別一回一回の練習の機会での接し方に気を配らなければなりませんね。余計な壁を取っ払うのは、早いに越したことはありません。話をしながら、この子は集中して聞いているのか、自分の態度が余計なプレッシャーを与えていないか等、観察していこうと思います

また、大人の方に接する時も、互いの関係性をもっと考えてみようと思います。今までは無意識に接してきた部分も、意識して考えていくと、違ったやり方が見えてくるかもしれません。

一人一人考え方や理解の仕方が違うのと同様に、感じ方や他人への心の開き方などは様々です。まずはそれを理解して、相手と接する。そしてコミュニケーションを通して信頼してもらうことが大事です。自分はこうだから、というコミュニケーションの決まった形があるのもいいですが、いろいろなバリエーションがあるとまた違ったものが見えてくるのではないでしょうか。

 

 

Yasu


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