【女子サッカー】新しいチャレンジスタート!やっぱ現場は楽しい

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photo credit: zachstern white wins the ball via photopin (license)

 

ご無沙汰してますYasu@yasuhiradeです。

随分と長い間ブログをお留守にしていましたが、また再開していきます。

ありがたいことに仕事があり、その仕事のために事前に準備することも山ほどあるのですが、そんな時だからこそ発信することが大事かなと思います。

自分の頭の中を言葉にする。ブログからしばらく離れて、なんだか少し衰えてきた気がします。

ということで、またお付き合いの程よろしくお願い致します。

 

≪2017/18シーズンの活動≫

さてヨーロッパでもサッカーのシーズンが始まりました。

そんな僕の今シーズンの所属先はオランダの女子エールディビジに所属する【VV Alkmaar】というチームです。

初めての女子チーム帯同ですが、これも何かの縁だという事や、怪我の予防や膝関連の傷害について深く学べると思い、チャレンジをすることに決めました。

 

AlkmaarはAmsterdamより北に位置する街で、チーズ市が有名だったりします。

男子チームではAZ Alkmaarというチームも本拠地にしています。

VV AlkmaarのVVとは、Vrouwen Voetbal「女子サッカー」を意味し、前身はオランダ男子2部リーグに所属するTelstarというクラブの女子チームとして活動していました。

さらに元をたどれば、AZの女子チームとして発足したという歴史もあります。

Alkmaarを北オランダの女子サッカーの中心地にしたい、という想いから、今シーズンからの新たな船出となりました。

 

チームの構造は、トップチーム、サテライトチーム、そしてアカデミーチーム(U16)という大まかに3チームで構成されています。

さらに、地域の女子チームとも協力体制を取っており、毎年タレントを持った選手がクラブに加入しています。

アカデミー組織を持っているクラブは、オランダのエールディビジでは唯一となります。

 

オランダの女子サッカーといえば、先日行われたEURO2017(オランダ開催)にて初優勝を成し遂げ、なんだか波に乗っています。

先ほどちょろっと触れましたが、女子サッカーにおいてはエールディビジクラブでさえ、自前のアカデミー組織を持っていないクラブがほとんどです。

代表チームも優勝時のメンバーは半数以上が国外でプレーする選手達で、普段はドイツやイングランド、フランスのリーグでプレーしています。

ですので、国内リーグはこれまで盛り上がっていたかというと、そうでもないのが現状です。

男子サッカーでさえ、興行的に大成功しているとは言い難い現状で、女子サッカーはさらにその半分にも満たない、というのが僕の印象です。

そんな中でEUROの優勝がありましたから、今後どのように盛り上がっていくのか楽しみです。

 

≪フィジオとしての役割≫

今シーズンのVV Alkmaarでの僕の役職はフィジオセラピストですが、内容はかなり多岐にわたっています。

*日々の選手のケア(マッサージやテーピング)

*ウォーミング・アッププログラムの考案と実施

*リハビリテーション

*ストレングストレーニングのサポート

*コンディショニングのプランニングサポート

といった感じです。

最後の二つは僕が積極的に上司のフィジオや監督に絡んでいっているだけなので、正式な役割かというと?ですが、選手達をフィットした状態に持っていき、且つそれらを維持するためには最も大事なのはスタッフ間、そして選手とのコミュニケーションです。

そのためにはなるべく自分も何をチームとして何をやっているのか把握する必要がありますし、特にストレングスやコンディショニングもこれまで学んできた部分がありますから、勉強も兼ねていろいろやらせてもらっています。

 

≪女子選手の特徴≫

女子選手と男子選手は大きく違います。

一つには身体のアライメント。特に膝はKnee-inになりやすく、さらに膝や足首の関節の弛緩性も認められる選手が多いです。

一方で、上半身、特に肩甲胸郭関節まわりのモビリティがそれほど高くない傾向にあります。

運動能力、身体の動かし方も男子とはやはり異なります。

フィジカルレベルを雑に例えるとすると、U15くらいの男子と同等か少し劣るくらいでしょう。

さらに、月経周期。

こちらはサッカーに限らず女子選手においてきちんと理解しておかなければならない点、なのですが、正直言ってまだ勉強中です。

良く分かっていないままシーズンがスタートした感が否めません。

そこは一年目ということで、割り切って少しずつ学んで行こうと思います。

デリケートな話題でもあるので、そこは上司のフィジオやアシスタントコーチ(ともに女性)に協力してもらって、コンディショニングに活かしていきます。

 

≪やっぱり現場が一番≫

学業や就職のタイミングもあって、2015/16シーズンにFCユトレヒトを離れてからは、一年近く関わるチームが無く、他にやることはあるもものどこかつまらないと感じていました。

そうして昨シーズンの3月ごろから少しずつチームに関わらせていただいて、選手やスタッフと話をし、自分に出来ることをやり、そして試合に帯同して勝利に一喜一憂するのがやっぱり楽しかったです。

正直言って、これまで自分が女子チームに関わることは、あまり想像が出来ていませんでした。

それでも声をかけてもらって、活動していく中で今後の自分のフィジオとしての能力のレベルアップに活かせる部分も多く見つかり、今はとてもやりがいを感じています。

まずは今シーズン、自分の持っているものを出し惜しみせず、少しでも選手たちがフィットして試合に臨めるように、頑張っていきます。

このブログでは、今後VV Alkmaarでの活動の内容を発信していけたらなと思っています。

 

そんな感じです。

おしまい。


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