細かく刻んで個別化させられることが専門性

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photo credit: 3D-printable cabinet knob by Creative-Tools.com v5 via photopin (license)

 

本日はコーチとして活動している在蘭日本人サッカークラブJ-DREAMでのトレーニングでした。

とはいえ日本人学校は春休みということで、多くの子ども達がお休みでした。

こういったときに起こるのが、カテゴリごとの人数が少なくなって、ある程度カテゴリの幅を許容した状態で一緒にトレーニングしなければいけない、ということです。

実はこういったグループ内に幅がある状況は理学療法士としての活動の中にもあって、複数の患者さんを同時にトレーニングしなければいけない時に、患者さんの間にある微妙なシチュエーションの違いにどう対応するか、考えなければいけません。

と同時に、この部分に「職業の専門性」の一部が表れていると感じました。

 

その専門性の一部とは、内容を細かく刻んで少しでも個別化をすることができるか、というところ。

 

自分の持てるトレーニングのバリエーションを駆使して少しでもトレーニング強度を個別に設定し、かつトレーニングの目的をぶれさせないように微調整する能力が、こういった状況では必要になってきます。

 

≪目的をぶれさせない≫

そもそものトレーニングの目的は明確にする必要があります。

サッカーのトレーニングであればシュートなのかパスなのか。

リハビリのトレーニングであれば可動域なのか筋力なのか。

それを設定することが出発点。

ちょっとずつトレーニングの負荷を変えようとして、バリエーションを付けることでその結果、目的から遠ざかってしまうと本末転倒です。

 

≪まとめて同じトレーニングにすることのほうが簡単だけれども≫

トレーニングを提供する側としては、同じ内容のトレーニングを指導するほうが手間がかからなくて簡単です。

グループ内に幅があることも許容しつつトレーニングしなければいけない状況というのは、仕方なくそうなった場合のほうが多いと思います。

その難しい状況で、まずはトレーニングを成立させることに目が向きがちですが、理想は個々に合ったトレーニング強度。

そこからもう一歩進んでより高いトレーニング効果を求めてほんの少し刻んで微調整してみるというのが、自身の専門性を発展させるために大事だと実感。

 

≪刻めるだけのバリエーションを持つ≫

トレーニングの内容を細かく微調整できるだけの、引き出しを自分のなかに持つこと。

応用力、と言い換えてもいいですが、この引き出しの多さが自分の専門性の深さにもなります。

僕自身、この深さには底がないと思っていて、だからこそ必要なのは深く深く学び続ける意識を持つこと。

いま行っているトレーニングにはどんなバリエーションを付けることができるか、常に考えながら活動すること。

コーチにしても、理学療法士にしても、同様ですね。

 

 

Yasu


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