スタッフ間の良い連携にはまず「話す」こと。話はそれからです。

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スタッフ同士のコミュニケーション、意思疎通、お互いがお互いの考えを知っているということは重要です。

「スタッフ間で良い連携を取る」ということは、選手の力を引き出し、チーム全体で臨む結果を手に入れるのに必要不可欠です。

ではどうしたらいいのか。

結局のところ「話す」ことをどれだけ重ねているかだと思っています。

今回は特に重要な監督との「話」について私の経験から書いてみました。

 

監督との1on1トーク

先日、試合会場に向かう車の中で、監督と小一時間二人きりで語り合いました。

会場のフリースラント遠いなぁ~(注:オランダの北部。ユトレヒトからすっごい遠い)、車で一時間半とか長いな~とか思っていたのですが、いろいろ話しているうちにあっという間でした。

タイトルは、その時の会話を思い出して思ったことです。

監督とは試合だけでなく、普段クラブハウスで顔を合わせるたびに、時間こそ短いけれど様々な話をするようにしています。

おかげでプロ選手時代のキャリア、プレースタイル、指導者としてのキャリアや、選手を見るうえで大事にしていること、コンディショニングの点で大事にしていること、私に求めていること、趣味、家族について、年末の過ごし方、腰痛持ち etc

サッカーの話からプライベートの話まで、いろいろ話題にのぼりました。

 

お互いがどんな考えをもっているのか

当たり前ですが「スタッフ同士、眼を見ただけで言いたいことが分かるくらい、以心伝心であるべし!」と言いたいわけではありません。

だいたいそんなのは無理です。りーむーです。

ですが話をすることで、またお互いのバックグラウンドを語ることで「各々がどのような考えをもって今のチームに臨んでいるか」というのが透けて見えてきます。

時には、ダイレクトにそのことが話題に上ったりします。

そしたらシメタものです。

お互いの考えが分かるということは、そこからお互いに求めているもの・求められているものもわかる、というものです。

私は監督と対話を重ねていくことで、お互いにコンディショニングの重要性に深い理解があることが分かりました。

それによって、監督が知りたがっていることは怪我の重症度以外にも、どの選手がどの程度疲労が溜まっているのか、試合中攻守の切り替えが遅くなってきたのは〇分くらいからだ、などの情報であることが明らかになり、それらを共有することを新たに約束事として追加することにつながりました。

これが連携を高めるということではないかと思うわけです。

 

議論のハードルが下がる

これも対話の効果と言えると思うのですが、「これってこうじゃね?」と監督にサラッと意見を出せるようになりました。

選手の疲労の溜まり具合を要注意順に監督に伝え、彼らはトレーニングの負荷を落とした方がいいのでは?とか出場時間の調整が必要じゃないか?とかです。

常にフラットな関係を持ってくれる監督の人柄もあるのですが、対話を重ねてきたからこそ議論が容易になる、ということは日々実感しています。

むしろ日常的に何でもいいから議論しているイメージです。

議論を「当たり前」にすることも、対話を重ねることから得られる効果です。

そもそも「議論」とはそんなに堅苦しいものでもないと、私は思います。

肯定派と否定派に分かれてのディベート合戦。

やりましたねー、高校時代かな。総合学習ってやつで。

あんな激しくないです。笑

対話を重ねてきてお互いに信頼関係があるのと、お互いの中に「チームのために」という目的があるおかげか、相手の言葉に耳を貸さない、ということにはなったことがありません。

つくづく、ありがたい関係性だなと感じています。

 

まとめ

スタッフ同士で何気ない対話を重ねることで、まず【お互いが何を求めているのか】を知ることが出来ます。

一口に監督、コーチ、メディカルスタッフと言っても各々考え方は様々です。

それを知ることで、スタッフ内でより効果的な役割を果たすことができます。

さらにチームをより良くするために、【議論を行いやすくする土台作り】の役目もあります。

私の実体験がお話し好きなオランダ人相手だったということを差し引いても、「話をすること」にはチームをより良くするヒントが隠れているのだと思います。

 

 

Yasu


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